恒例となりました🙂

冬になると畑で大量に
収穫される大根。
畑のおじぃは
作ることには一生懸命だけど
収穫には興味がない。

収穫はいつも女たちの仕事。

「切り干し大根」作りも
4年目になりました。


おばあちゃん達と一緒に
大根を刻み、干して
パッケージ詰めをしています。

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おじぃが育てた野菜や、
おばあちゃんたちが野菜を
加工したもの。
いつかここで販売するのが
わたしの夢です。

近所の方々や子供たち、
子育てママさんが
立ち寄ってくれる場所となり
交流が生まれる。

少額でもいいから
小規模多機能のご利用者が
ここで作業をした対価として
賃金を得ることができたら。

お世話になるために
通ってくるのではなく
自分のやりたいことがあるから、
自分が必要とされる場所だから
来たいんだ…と思える
場所になれたら。

そんなことを考えながら
大根をせっせと刻みました(笑)



三山の母 S藤さんが
切り干し大根は煮るだけじゃなくて
漬け物にしても美味しいと
教えてくれました。

麺つゆ+お酢+水に漬けて
2時間ほどで
大根のはりはり漬けが完成。
ぽりぽり、ぽりぽり。

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食べだしたら
止まらない美味しさですよ♪♪

10年選手 引退

今月をもって
勤続10年のパートさん
えっちゃんが引退します。

あと1年で
定年を迎える年齢だから
本当はそこまで頑張りたかった…と
言ってくれたけど。

数年前から痛み出した
膝が悲鳴を上げて
いつも夕方になると足を引きずって
仕事をしていたから。
仕方がない。
引き止めるわけにはいかない。


急な欠勤が出た時も
「はいはい。行きますよ」
と夜勤に来てくれたし。
「も〜勘弁して〜」
と言いながら
若いスタッフをグイグイ
引っ張ってくれたし。

10年間、えっちゃんには
たくさん頼らせてもらいました。


足袋をはいて夜勤に励む
男性スタッフの提案で
「感謝のセレモニー」が
ある朝、行われました。

何度も練習を重ねて
弾けるようになった曲、
『乾杯』を
彼の演奏に合わせてみんなで歌う。
と言う式典?笑

少し照れくさい…
その式典のために
その日は休みのスタッフも
数人 出てきてくれ、
お客さまも数人参加して下さり
えっちゃんに向けて歌いました。


大人の事情で…(笑)
朝おこなわれたため
「も〜勘弁して〜」
「アタシこの後まだ仕事なんだけど」
と笑いながら
えっちゃんは聴いてくれました。


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10年 ありがとう。
本当にお疲れさまでした😊

知らない花を愛でる

スタッフのS藤さんが
玄関に飾ってくれました。

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『極楽鳥花』は
ストレリチアとも呼ばれ
その姿が極楽鳥のように
見えることから、
そう名付けられたそうです。

ちなみに極楽鳥とは
パプアニューギニアの国鳥。
あざやかな色彩の羽をもつ
多種多様な鳥のこと。


花の色も色彩がキレイ。
明るい希望があるイメージが連想され
「輝かしい未来」「万能」
という花言葉がつけられました。

観葉植物や
高級な切り花としても人気が
あるそうなのですが
わたしはこれまでの人生で
見たことも聞いたこともない
植物でした。

お客さまにも鑑賞してもらったところ
「珍しい花だねぇー」
「初めて見るわ」
と言う声が多かったです😊

知らないことを調べて
皆さんとの話題にするのは
楽しいものです( ˆОˆ )♪

元気をお届けします(^^)/


ガーデンコート船橋三山
ご入居者、ご利用者の
皆さんは元気にされています!

ご面会の制限にご協力いただき
ありがとうございます。
大切なご家族さまに代わって
なにげない毎日を
大切に過ごしています。


春になったら・・・

人と会ったり
食事に行ったり
触れ合ったり

これまで普通にしてきたことが
また普通に できる世の中に
なって欲しい。

大切な人に 気兼ねすることなく
会いに来て欲しいです (´;ω;`)

今は会えないけれど
ガーデンコート船橋三山のなかの
楽しい雰囲気や
笑い声が届けばいいな
と思います。


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3回目ワクチン接種


予定がずれましたが
2月15日(火)の訪問診療にて、
グループホームご入居の皆さまは
3回目のワクチン接種を
済ませましたことをご報告します。

副反応により
翌日 数名の方に発熱が
見られましたが
その日の夕方には解熱しています。

小規模多機能のお客さまで
訪問診療をご利用になっている
方々と、スタッフも
今週から順次 接種を開始し
3月の始めには完了の予定です。

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先行して接種を済ませた
スタッフ9名のうち4名に
当日の夜から翌日にかけて
発熱、関節痛、倦怠感の
副反応がみられており
勤務することが辛い状況…
早退、欠勤を余儀なくされました。


来週はさらに多くのスタッフが
3回目接種を受ける予定と
なっており、体調面が心配です。

急きょのシフト変更、
休日の出勤依頼が相次いでいますが
スタッフみんなの協力で
なんとかお客さまの生活を
支えることが出来ています。

この苦境を乗りこえて
一日も早く「安心」して
お客さまと接したいものです。

介護士、車を買う。

ちょっと昔に
フリーター、家を買う。
っていうドラマがあったなぁ…と
思い出して
こんなタイトルにしてみました。


最近、
ガーデンコート船橋三山では
車を買ったスタッフが
二人 います !(^^)!

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二人とも 勤続5年ほどの
正社員。

雨の日も風の日も
雪の日も
腰が痛い日も
頭が痛い日も
嬉しい日も
悲しい日も がんばって働いて
車を買いました。

話しを聞いていると
嬉しそうだしー
また頑張って働かなきゃー
って雰囲気でてるしー
いいな ♬ いいな (^^♪


🚗 ³₃🚗 ³₃🚗 ³₃🚗 ³₃🚗 ³₃🚗 ³₃


コロナ感染拡大の防止を呼びかける
小池都知事の記者会見のなかで
初めて耳にした
『エッセンシャルワーカー』
というカテゴリー。
直訳すると
「必要不可欠」な「労働者」。


特定の仕事内容を指し示す言葉ではなく
国民が生活を維持していくために
感染リスクがある中でも
働き続けなければならない職種への
感謝、敬意をこめて
使われるようになった言葉だそうです。


広義に解釈すれば
わりとどんな仕事も含まれるような
気もしますが、介護・福祉の分野で
働く私たちは 間違いなく
エッセンシャルワーカ―なのでしょうね。

コロナ禍、たくさんのご家族の
皆さんから温かい言葉をいただくことで
自分たちの職種が社会の中で担う
役割りについて
改めて考えることが出来ました。

その一方で 低賃金、重労働という
負のイメージばかりが先行し
「介護の仕事だけはやりたくない」
という声も聞こえてきますが…
少なくとも ガーデンコート船橋三山で
働いているスタッフは
この仕事への誇りと
プロ意識をもつ人たちばかりです。


介護だけに限らず
医療・福祉・保育など
人を支える職業を志す若者が
自分の仕事に胸を張って
人生を切り開いていけるように
この職業の社会的地位が
向上していけばいいな~と
願わずにはいられません。

限界は誰が決める?


小規模多機能のサービスを
ご利用になる高齢者のなかには
在宅での一人暮らしを
ギリギリの所で保っている
方々がたくさんいます。

認知症

生活が危うくなる理由は
ほとんどの場合…このためです。

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火をつけていることを忘れ
鍋を焦がす。

失禁した下着を色々な場所に隠し
家じゅうが臭くなる。

急になにか思い立ち 家を出て
帰れなくなる。

食べていいものと
食べられないものの認識が
出来なくなる。


私たち支援者が日々
目の当たりにする現実です。

「もう…家での生活は限界では?」

訪問するスタッフから
こんな声が聞こえてくることも
あります。



小規模多機能ならではの
こまめな訪問、柔軟な対応で
在宅の生活を支えては いるけれど…

介護サービスとして出来ることには
やはり…限界があります。

私たちが担うこと。
ご家族が担うこと。

それぞれにしか出来ないことが
あるはずです。


困り果て、不安になり
SOSを出す手段すら
分からなくなってしまった
ひとり暮らしの認知症高齢者。
その方々のツライ状況を
遠く離れた家族に
きちんと伝えていくこと。

その人が安心して暮らせる場所に
つないで行くこと。

そのどちらも
支援者である 私たちの
役割であると思っています。

「尊厳を護る」 なんて言うと
大げさに聞こえるかもしれませんが
どんな病気になっても、
どんなに歳をとっても、
笑って過ごせる場で
暮らして欲しいと願います。